今日は房総を走るはずだった。
前日夜のうちに自転車を輪行袋に入れ、朝には蔵前駅から浅草線に乗り、馬喰町から総武線で八幡宿まで行って、そこから房総ツーリングを楽しむ予定だった。
しかし・・
「輪行袋を担いで歩くのって、こんなにシンドイの?あーもうイヤ。」
などと、駅まで歩く途中で鬱になる。しかも、東日本橋駅からJRの馬喰町駅への乗り換えはべらぼうに歩かされることを考えると・・・
と、いうことで浅草線に乗る直前でプランA(房総ツーリング)をあっさり捨て、プランBの「つくばりんりんロード」ツーリングに急遽変更。(何が「と、いうことで」か?)
いや、前日まではどっちに行くか迷っていたんスけどね。
なんだか思いつきと感覚だけで行動しとるなあ、オレ。
(次回プランA実行の際には、東京駅まで自走することにします。)
そんな訳で、乗り換えのラクな?大江戸線蔵前駅~新御徒町駅でつくばエキスプレスに乗り換えつくば駅へ。
つくばへ行くのは初めて。TXに乗るのも初めて。まったく土地勘なし。ツーリングマップルを頼りにサイクリングロードを目指す。
学園東大通から県道200号線に右折し、5分ほど走ると、あったあった、つくばりんりんロード。
つくばりんりんロードは、常磐線土浦駅から水戸線岩瀬駅の間にある約40Kmの自転車道。
旧筑波鉄道が1987年に廃線となった後、路線跡がそのまま自転車道として整備されたとのこと。
この自転車道がかつて鉄道路線だったことは、当時の各駅のホームが休憩所として再利用されている姿から窺い知ることができる。
(駅舎は無く、かつてのホームの上にトイレやベンチが設置されている。)
しかし、廃止路線の跡地という先入観を持ってこの道を走ると、その路面状況の完璧さに驚かされることになる。
いや、本当にすばらしく整備の行き届いたサイクリングロードだ。
わが故郷の廃止路線も、こんな風に再生してくれないものか、西鉄さん。
走った時期もよかったかもしれない。沿線のひなびた風景は、初冬どころか秋の名残りがいまだ色濃く、いや、僕のイメージする「秋」そのものであった。
(12月だというのに・・最近、季節がズレてないですか?)
一般道と交差する箇所が多いので、ガッツリ走るには向いていないが、風景を楽しみつつのんびり走るには最高の道だろう。
帰りは岩瀬駅から水戸線で小山駅、乗り換えて東北本線で上野まで輪行。
自転車に乗っているより列車に乗っていた時間のほうが長かった。あちゃー。
走行時間: 2:20 | 走行距離: 49.29km | 平均速度: 21.0km/h
積算距離: 782.7km
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