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2007-03-21

小林信彦「映画が目にしみる」

映画が目にしみる映画が目にしみる
小林 信彦

文藝春秋 2006-12
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中日新聞に長期連載中のエンタテインメント・コラムをまとめた一冊。

以前は、新潮社から「コラムは~」シリーズで刊行されていたが、これは文藝春秋からソフトカバーで出版されている。
今回の本に関して言えば、大塚寧々、二コール・キッドマン、クリント・イーストウッド関連のコラムが多いなあ、という印象。
こういった偏愛ぶりは、僕はまったく嫌いじゃない。(個人的には、大塚寧々にはあんまり興味はないけれど)

相変わらず、著者の映画に対する視野は広く、アイドル映画から文芸作品まで幅広い作品を取り上げている。(「タッチ」「下妻物語」とかも観ておられるのですね。恐れ入りました)

一気に読み終えて、勢いのままTSUTAYAで二コール・キッドマンの「ステップフォード・ワイフ」とイーストウッドの「ピアノ・ブルース」を借りてしまった。
あと、「ゆれる」もチェックしておこうっと。