映画が目にしみる 小林 信彦 文藝春秋 2006-12 売り上げランキング : 15835 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
中日新聞に長期連載中のエンタテインメント・コラムをまとめた一冊。
以前は、新潮社から「コラムは~」シリーズで刊行されていたが、これは文藝春秋からソフトカバーで出版されている。
今回の本に関して言えば、大塚寧々、二コール・キッドマン、クリント・イーストウッド関連のコラムが多いなあ、という印象。
こういった偏愛ぶりは、僕はまったく嫌いじゃない。(個人的には、大塚寧々にはあんまり興味はないけれど)
相変わらず、著者の映画に対する視野は広く、アイドル映画から文芸作品まで幅広い作品を取り上げている。(「タッチ」「下妻物語」とかも観ておられるのですね。恐れ入りました)
一気に読み終えて、勢いのままTSUTAYAで二コール・キッドマンの「ステップフォード・ワイフ」とイーストウッドの「ピアノ・ブルース」を借りてしまった。
あと、「ゆれる」もチェックしておこうっと。
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